小学生の頃からフケがひどく、いつも母親がブラシでガリガリと私の頭皮をこそげ落としていました。母親曰く、つむじ付近にフケの塊があったのだそうです。中学生になっても高校生になってもふけ症は治らず、特に秋冬の乾燥する時期になると知らないうちに肩に白いフケが落ちてきて本当に困りました。

自分は不潔なんだろうか、と悩みましたが、社会人になってから意を決して皮膚科に行ってみてもらいました。そこで初めて、自分が脂漏性皮膚炎であることを知ったのです。ステロイドの塗り薬とビタミン剤を出してもらい、さっそく試したところ嘘のように治りました。ただし、塗り忘れるとすぐに再発します。

とにかく、食事管理と普段の手入れが大事だとわかりました。インスタント食品を大目に食べるなどして栄養のバランスが崩れると悪化します。また、一度再発して皮膚が剥がれ出すともう止めることはできないので、髪を洗う前に念入りにブラッシングして浮いたかさぶたをこそげ落とします。次に、爪を立てずに指の腹で丁寧に鱗屑を洗い落とします。薬用シャンプーで何度も洗い、すすいでドライヤーで完全に乾かします。生乾きは皮膚に雑菌が繁殖しやすくなるためです。そして、この時点で、初めてステロイドを塗ります。塗り忘れると翌朝、再び皮膚が乾燥してひび割れ、ブラッシングするとポロポロと落ちてくる羽目になるのです。とにかく、治療にはマメな手入れが必要です。